(almost) daily corleonis

2024.09.15 Sun.

起きたら既に9時近く、朝風呂をきめてからベランダでモーニング。行きしにツルヤで買ってきた食パンを焼く。食べ終わったら片付けもせずそのまま自然と読書タイムに入って、お昼まで読んでしまった。友人から借りていた高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』を読了。ほんわかした話なのかと思っていたが意外と鋭い話だった。

友人から借りている本を読むのが好きだ。もともと読みたかった本というパターンもあるが、自分では本屋で手に取らない本を借りると新しい発見があっておもしろい。仲の良い友人が会うたびにいつもふらっと2,3冊貸してくれるので、楽しみにしている。これは電子書籍にはできないことだ。

昼過ぎに散歩へ。同僚に教えてもらったPodcastが面白く、ずっとニヤニヤしながら今日も10kmほど歩く。帰宅してお風呂へ向かうと、既に先客の女性たちが3人いて、3人ともロッカーの自分たちの荷物の上に、きれいにヴァレンティノのバスタオルをかけていた。誰かが指し示したわけでもなかろうに、おそらくこの施設の流行なのかもしれない。他の人がやっているのを見て素敵だな、と思ってわざわざ買ったのかもしれないと思うとめちゃくちゃ「良さ」を感じた。

風呂上がり、ラウンジでコードを書いていたら(Astroさわってます)、SupremeのTシャツを着た住人の男性に「頼めばすぐ工事してくれるよ」と教えてもらった。滞在している施設は部屋ごとにWi-Fiがなく、こうやってラウンジで作業をしていたのだが、ついに全室開通することになり、順番に工事が行われているところだったのだ(わたしの部屋は未開通だった)。有益情報に感謝しつつ作業員の方にお願いしてみると、快く応対してくださり、ものの15分ほどでついに回線が通ってしまった。これは長年の悲願であり、嬉しすぎて思わず小躍りした。しかも下りが300MB以上出ていて、自宅より早くて笑ってしまった。

ところが、あんなにも願っていたのにも関わらず、いざWi-Fiが開通するとSNSを見てしまったり作業をしてしまって自宅にいるときと変わらず、良いのか悪いのかなんとも言えない状態になってしまった。「Netflixも見れないし、本でも読むか」と切り替えていた部分が大いにある。これは自制の問題なのだけれど。

夜は出来合いの唐揚げやエビチリをつまんだりした。テレビをつけると素人のカラオケ大会的な番組をやっていて、なんとなく観てみる。連れ合いに「もしこれ出るなら何歌う?」と聞いたら「19(ジューク)の『足跡』かな…」と言っていて、そもそも歌自体知らないし、カラオケの18番がそれなのか…とわりと長い間一緒にいるのに知らないことがまだまだあるなと思わされた。